こんにちは。創風塾です。
暑い、暑いと言っていたら、
一気に冬のような寒さ。
皆さんも体調を崩さないように気をつけて下さいね。
それでは早速、創風塾塾長の江上鳴風が語る
パーソナル・ブランディングのヒントをお届けします。
★
変わるために絶対に必要なこと。
今回は、そのことをお伝えします。
6年ほど前だったか、
友人がセッティングしてくれて
ある人と会食をしました。
小さな計量器メーカーで
潰れる寸前だったタニタ。
いまは体重計や
「タニタの社員食堂」で
有名です。
会食の相手は、このタニタを
体重計の世界的メーカーに
生まれ変わらせた
三代目社長の谷田大輔さんでした。
彼は、そのとき社長の座を三男に譲り、
コンサルティング会社を経営していました。
彼がコンサルティングを引き受けるには
たったひとつ条件がありました。
なんだと思いますか?
私も尋ねました。
事業のオリジナリティ?
オリジナルな商品やサービスがあること?
シェア?
利益率?
業績が伸び盛り?
経営者の意欲?
経営者の人格?
ぜんぶ違いました。
そのたったひとつの条件は、、、、
「赤字であること」
、、、、でした。
谷田さんが言うには
「赤字じゃないと本気でやろうとしない」
ということでした。
ほとんどの人間は、
せっぱ詰まらないとやらない。
このメールで伝えなくても
あなたは、いまうなずいていることでしょう。
95~97%の人間は
せっぱ詰まらないと動き出さないのです。
それは何も怠けものというわけではなく、
人間のDNAにビルトインされた傾向だから、です。
人間は習慣の動物です。
というより
生き物はすべてがそういうものです。
毎日、違うやり方で食べたり、飲んだりする
犬や猫、あるいは家畜はいません。
本能が命ずる決まりきったやり方に
自然に従うのが生き物です。
生きる環境が破壊されたら
ほとんどの生き物は死に絶えます。
10万年単位のゆっくりとした環境変化なら
なんとか対応できるでしょうが。
抗うことはほとんどできません。
唯一、人間だけがそれをできます。
が、本能に逆らうわけですから
よほどのことでなければ
環境に抗い、自分を変え、生き残ろうと
しないわけです。
それが
「赤字でないと引き受けない」
という言葉につながります。
つまり「私は危機的状況にある」と
認識することが「変わる」ということの
第一歩なのです。
もちろん、子供たちが
アイドルやサッカー選手に憧れるように
「危機」ではなく「願望」「欲求」が
変わるきっかけになることもあります。
今回は、このポジティブ方向は
取り上げません。
まずは「危機」に
フォカースしていきます。
次回に続きます。
★
いかがでしたか。
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