閉じこもった日には知覚の冒険に出る

閉じこもった日には知覚の冒険に出る
2022年4月8日 sofu

こんにちは。創風塾です。
それでは早速、創風塾塾長の江上鳴風が語る
パーソナル・ブランディングのヒントをお届けします。

 

 

今日のコラムは、こちらの「問い」を生み出す時代がやってきた!
の続きです。
僕の好きな現代美術のアーティストを
少しだけ紹介することとします。

 

1人目は李 禹煥(リー・ウーファン)。

韓国の方ですが、
日本の多摩美術大学の名誉教授。

今夏、2022.8.10[水]~より
国立新美術館開館15周年記念として、
東京では初めてとなる大規模な回顧展も開催されます。

https://leeufan.exhibit.jp/

 

むかし、むかし
YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)
の広告?でたぶん出会ったと思っているのだけど、、、

記憶の捏造かもしれません。(笑)

 

 

<もの派>と言われる
「ものへの還元から芸術の再創造」を
目指した運動の中心人物だったのが
この李 禹煥さん。

ちなみに、この運動、
日本発です。

彼の作品は
なんとも静謐な、不定形な、
でも規則性のある線や面が
描かれたもの。

同じような感慨を抱かせる
立体作品もあるけれど、
平面の方は私には強烈。

 

説明はなかなかむつかしいので
よかったら、
「リー・ウーファン 作品」と
検索してみてください。

 

ちなみに
このもの派の、やはり中心人物だった
関根伸夫の作品『位相ー大地』も
すごい作品です。

===================
神戸の須磨離宮公園で、
関根伸夫が「位相 ー 大地」を制作しました。
深さ2.7メー トル、直径2.2メートルに
掘られた穴と、全く同じ高さ、直径に
固めて作られた土の円柱で作られている
===================
http://www.tokyoartbeat.com/tablog/entries.ja/2008/11/nobuo-sekine-phase-mother-earth-reborn.html
※改行筆者

 

見るだけで、
その存在感に圧倒されます。

なんだろ、掘った穴と
掘った土の塊なのに。(笑)

 

 

ふたりめ、ジェームズ・タレル。

アメリカの作家さんです。

この人は見て、体験しないと
その面白さは分からないかもしれません。

私は、どうしても
タレルの作品がみたくて、
そのために金沢21世紀美術館に
行ったことがあります。

 

=================
主として光と空間を題材とした
作品を制作している。
光を知覚する人間の作用に着目し、
普段意識しない光の存在を
改めて認識させようとする
インスタレーションを
多数制作している。
=================
※wikiより改行筆者

 

私が見に行ったのは
金沢21世紀美術館に恒久設置?されている
『Blue Planet Sky』(2004年制作)という作品。

 

「タレルの部屋」として公開されている
この作品はただ、本当に何もない四角い部屋。

 

他と違うのは、
8m以上もある高い天井に
560cm辺の、きれいな四角い穴が開いていて
晴れていれば真っ青な空が
そのまま見える。

 

なんだ~?

そんなもの。

面白いのか?

と思いますよね。

 

これがね、ただそれだけの
仕掛けなのに、その空が変化することで
見ている方は、なんとも不思議な
空間にいる気がするのです。

 

写真だけでもいいので
その不思議な感じを味わってください。

「タレルの部屋」で検索です。

 

 

日本には、案外タレルの作品を
体験できる場所は多いです。

もし、興味が沸いたら、
捜してお近くのタレルに
会いに行ってみてください。

タレルはアメリカで
世界最大のランド・アート作品を
火山のクレーターを利用して
1979年からつくっています。

あたまのネジが飛んでる。

でも、こういうおじさんは
個人的には大好きです。(笑)

 

 

閉じこもった日。

ネット検索でもいいから
アート体験で
自分の知らない知覚に
出会ってみてください。

冒険は何も外界だけに
あるわけではないことが
よく分かります。

 

 

いかがでしたか。
あなたのパーソナル・ブランディングのヒントを受け取っていただけたでしょうか。

引き続き、今週の音声コラム「江上鳴風のビジネス戦略塾」も
メッセージに引き続きお聴きください。

 

 

今回の江上鳴風のビジネス戦略塾
「第237回 まだ、あなたの才能は発見されていない」です。

才能って明確な分かりやすい才能と、
ほんとに本人も含め、まわりも分かっていない才能。

計量化しやすい才能と、
ぜんぜん数字としてはつかめない才能。

小さいころから分かる才能と、
晩年に花開くような才能。

 

とにかく色々なタイプの才能がある、
ということなんです。

そして、その才能が花開く時期は
分からないことが多いのです。

 

なんか植物に似ています。

すぐに咲く花もあれば、
リュウゼツランのように60年に一度、
あるいは竹の花のように120年一度
と言われるものもあります。

 

才能とは何か、
分かりにくい才能のこと、
そして、才能を把握し、
咲かせるために行うことを
話しています。

お聞きください!

 

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   ~ 江上鳴風のビジネス戦略塾 ~
 第237回 まだ、あなたの才能は発見されていない
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以下のお好きなURLをクリックすれば
PCでもスマホでも、いますぐお聞きいただけます。

▼Appleポッドキャスト 江上鳴風のビジネス戦略塾
https://onl.la/cQD2JLB

▼アンカー(Anchor)鳴風チャンネル
https://anchor.fm/narikaze-bis

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https://open.spotify.com/show/26xchCpiwotUVcP4x2t8fQ

▼スタンド・エフエム(stand.fm)鳴風チャンネル
https://stand.fm/episodes/624947f6b8c7090006ba3b7c

 

 

■第1回から第212回までの音声配信全番組は以下のヒマラヤFMのURLから!
「Egamingのあなたもブランドになれる!パーソナル・ブランディング講座」
https://www.himalaya.com/album/egaming-99846

 

パーソナル・ブランディングの実践塾「創風塾」の
第4期セミナーは、昨今の状況を鑑み、コロナ禍が収まるのを待って、
装いも新たに2022年開講を予定し、準備を進めています。

詳細が決まり次第、当ホームページにもご案内いたしますが、
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