短期決戦の戦略志向ー歴史に学ぶ 「失敗の本質」より その4〜ビジネス戦略塾 No.256

短期決戦の戦略志向ー歴史に学ぶ 「失敗の本質」より その4〜ビジネス戦略塾 No.256
2022年8月16日 sofu
江上鳴風のビジネス戦略塾

こんにちは。創風塾です。

今週の「江上鳴風のビジネス戦略塾」では、
創風塾塾長の江上鳴風が、
歴史に学ぶシリーズの4回目ということで、名著「失敗の本質」から、
日本軍の敗因の二番目の「短期決戦の戦略志向」を取り上げます。

こちらの
歴史に学ぶ 「失敗の本質」より その1〜ビジネス戦略塾 No.253
歴史に学ぶ 「失敗の本質」より その2〜ビジネス戦略塾 No.254
歴史に学ぶ 「失敗の本質」より その3〜ビジネス戦略塾 No.255

の続きです。

まだ、ご覧になっていない方は、ぜひ合わせてお楽しみ下さい。
それでは早速、塾長 江上鳴風のメッセージとともにお聴き下さい。

 

 

今週の放送も、しつこく、しつこく
「失敗の本質」を取り上げます。
https://onl.tw/PXzJyNK

 

ほんとに我ながらしつこいwww

下手をすると、あと5~6回
取り上げることになるかもしれません。

私は、どマゾではないけれど
欠点をこれでもかというくらい
しっかり見ないと反転はできない、
と思っているタイプ。

己を知ることは、
兵法の第一でもあるし。

 

さて。

失敗には原因があります。

勝てなかったということは
勝てない原因が明確にあるわけで。

そこを見ないことには
反転攻勢はできませんよね?

だから、嫌がる人の鼻の先に
クサヤを持っていくようなことを
やっているのですwww

 

今回の放送のテーマ、敗因は、
「短期決戦の戦略志向」になります。

 

「失敗の本質」を読んで
いつも思うのは・・・

旧日本軍の上層部の方たちは、
なぜに、このように戦略的に考えることが
無茶苦茶に出来ない方々だったのか?

・・・ということです。

 

日本軍は兵の練度
つまり訓練されている度合は
素晴らしいわけです。

それはアメリカ軍も重々分かっている。

 

だけど上層部がオンボロ。

すっごく乱暴に言ってしまうと、
抽象思考で、自分の利害を離れた
大局的な見地からモノを見ることができない。

状況をコンセプチュアルに捉えて、
その状況を脱するアイデアを
生み出すことができない。

情報を読み解きながら
何を為すべきかをロジカルに
組み立てることができない。

ところどころにそういう志向の人は居ても
なぜか、そういう人は出世できない。

責任ある地位に就けない。

 

これがビジネスで、自分の会社のことだったら
私なんかは、すぐにこの会社辞めちゃいますねwww

だって潰れるでしょう、こんな会社。

日本軍、よく4年も持ったなあ、
というのが正直な感想です。

 

なにせ、
こんなジョークがあるくらいです。

 

世界最強の軍隊は?

アメリカ人の将軍
ドイツ人の参謀
日本人の兵士

 

世界最弱の軍隊は?

中国人の将軍
日本人の参謀
イタリア人の兵士

 

困ったもんだ。。。

 

「江上鳴風のビジネス戦略塾」
第256回 歴史に学ぶ 「失敗の本質」より その4
<短期決戦の戦略志向>

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