ブランディングの超基本的なこと

ブランディングの超基本的なこと
2020年10月17日 sofu

こんにちは。創風塾です。
創風塾塾長の江上鳴風が語る
パーソナル・ブランディングのヒントをお届けします。

今日は、前回のマーケティングの超基本的なことはに続きまして、
「ブランディングの超基本的なこと」を
お伝えします。

それでは、早速。

 

 

ブランドの始まりは「牛の焼き印」です。

放し飼いの牛を他人の牛と自分の牛を区別し、
識別するために生まれました。

 

従って「私たちは他とは違いますよ」
「私たちは他と違ってけっこういいですよ!」
というメッセージを発する活動が、
ブランディングになります。

そして、現代の私たちは、
「私たちは他とは違って」「好感が抱ける」
企業や事業、商品の中でも、、、

特に【イメージされる要素を多く持ち、
特定の傾向のイメージ化に成功した企業、事業、商品】を
「ブランド」と呼んでいます。

 

だから「皆が知っている企業、事業、商品」と
「ブランド化された企業、事業、商品」は
違うんですね。

ここで気を付けてほしいのは
「企業、事業、商品がブランドであるかどうかを
決定できる指標は存在しない」ということです。

ある人にとってブランドで、
ある人にとってブランドではないものは
無数に存在します。

構造的には人の好き、嫌いと同じです。

好き嫌いは、その人を知らないと発生しません。

「既知」か「未知」か。

ブランドは知られることが無茶苦茶大事です。

だから、ブランドにしていく行為(ブランド化)
=ブランディングは、単純化すれば
企業、事業、商品を知ってもらうこと、
好きになってもらうことと言い換えられます。

 

現代企業のブランディングは
1970年代から世界的に活発になってきました。

技術が発達し、資本主義が高度化するにつれ、
さまざまな商品が同質化し、
ただのマーケティング上での
販売戦略では差別化が難しくなり、
売れなくなってきたからです。

商品の「差」を見つけて、
それをアピールしても、
些末な違いの訴求に終始するばかりで、
消費者がそっぽを向き始めたのです。

10数年前のガラケーみたいなものです。

そこで注目を浴びたのが
商品そのものだけではなく、
企業や商品の背景(考え方や在り方)も
含めてメッセージして、
消費者の好意度を獲得する
ブランディングでした。

 

ファン化した顧客は
多少の「差」は気にせずに、
その商品あるいは企業を支持し、
商品やサービスを
購入してくれるようになります。

 

マーケティング視点で見れば、
ブランディングとは「マーケティングの土台となる
企業、事業、商品イメージの整地活動」です。

つまり、「企業、事業、商品を
意図する特定のイメージに好意をもってもらい、
記憶してもらう活動」ということになります。

「好意」がカギになります。

好きだから買ってもいい。
好きだから付き合いたい。

ただ、残念なことに
物理的にブランドは一切存在しません。

それは私たちのイメージ記憶(体験の累積)
の中にしか存在しません。

ブランドとは、、、、
先に述べたことを短く言うなら
「好意的なイメージ記憶」なのです。

ここ重要なので覚えておいてください。

したがってブランドをつくるには
「人々に何を記憶させるのか」を
決めなければならなりません。

どんな内容を、
どんなイメージで、
どんなキャラクターとして
記憶させるのか。

ブランディングの本質は
「記憶のマネジメント」なのです。

マーケティングで
「純粋想起」「助成想起」が
調査されるのが何よりの証拠です。

 

 

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