時代の「先」を取る

時代の「先」を取る
2020年8月11日 sofu

こんにちは。創風塾です。

今年のお盆休みはどのようにお過ごしでしょうか。
コロナ禍の影響で帰省や旅行を自粛されている方々も多いと
報道されていますね。

来年の夏は、いつものように往来ができるような
生活に戻っていたいものです。
その前に「東京オリンピック2020」、、、。
どうなっていることでしょうか。

それでは早速、創風塾塾長の江上鳴風が語る
パーソナル・ブランディングのヒントをお届けします。

 

 

武道のことばで
「先(せん)を取る」というのがあります。

先手を取る、
という意味ですが、これには
「先々の先」
「先」
「後の先」

もしくは
「先の先」
「対の先」
「後の先」

と3つの「先」があることを
ご存じでしょうか。

 

これは剣道から来たことばです。

 

私も幼少期に
道場主だった祖父に
剣道を教わりましたが
まだ小学生であったためか
これらの言葉は聞いたことが
ありませんでした。

「先々の先」とは
相手が動き出す瞬間に
こちらから仕掛ける、
ではありません。

相手が技を仕掛けようかと
心で思って、それが
からだに現れる前に
技を仕掛けることを言います。

 

つまり、まだ相手は
動いていない、ということです。

しかし「気」は動こうとしている。
そこを捉えるわけです。

動いたと見て、動いたら
ダメだよ。

その前に動け、ということです。

 

自分のセンサーを全開に
敏感にしておくことが
とても重要になります。

「先」は「対の先」とも
云うそうです。

「先々の先」よりは
相手の動き出そう、
技を仕掛けようという状態が
見えている状態で
それに対して打ち返すことを
はっきりと気迫で発信している状態。

少しでも突っ込んできたら
逃さない。

そんな状態。

これは気迫、気力が重要。

そして、最後の
「後の先」は「待の先」とも
云われるそうです。

相手が打ち込んできたら、
その技を制して
切り返して勝つ、ということです。

相撲で云えば
横綱相撲がこれにあたるのかな。

どんな技を仕掛けてきても
いったんそれを受けた上で
しっかり返して勝ち切る。

「先」で重要なのは
どの「先」であろうと
要は「勝つ」という意識で
まずは相手の「先」を取っておく
ということです。

意識を先(さき)に
充実したものにして
その勝負の場を
自分の意識で満たすというか。

 

「先を取る」

「先」の3種類。

これ、すべて
ビジネスでも使える考え方ですね。

 

武道の達人は
基本的にイノベーターです。

 

彼らは
身体の入力と出力における
システムを組み替えることで
常人の想像をはるかに超える
技と感覚を身につけます。

私も、常に
フォロワーではなく、
イノベーターでありたい、
と思います。

時代の先を取るために。

 

いかがでしたか。
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