このたびの九州地方を中心とした豪雨においてお亡くなりになられた方々へ
謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災されました方々へ心よりお見舞い申し上げます。
こんにちは。創風塾です。
ここ東京も連日梅雨空の下。
昨日のコロナカウンターでは、
アメリカ、ブラジルの感染者は
日に約5万人ペースで増えています。
東京都が確認した新型コロナウイルスの感染者は75人でしたが、
一方、埼玉県では48人の感染が確認されました。
埼玉県内で40人を超えるのは4月16日以来だそうです。
コロナ禍の新しい生活様式
自然災害
私たちは共存していかなければなりませんね。
「不安、不満、不便、変化」と共に。
それでは早速、創風塾塾長の江上鳴風が語る
パーソナル・ブランディングのヒントをお届けします。
★
「データ主権」
という言葉を知っていますか?
複雑な意味はありません。
データ主権の「主権」は
国民主権の「主権」といっしょです。
あなたを支配するのはあなたであり、
他人の意志にはあなたは支配されない。
ということを「主権がある」
と言います。
国民主権は、その国の国民は
その国に関しては自分たちで統治しますよ、
という考え方のことです。
従って、
あなたが発するデータ、
あなたから生じたデータを
支配するのはあなたです。
これが「データ主権が個々人にある」状態です。
でも、今、データ主権を持っているのは、
GAFAなどの無料サービスを展開する国際企業だったり、
データを取得する立場にいる企業であったり、
中国のような国家であれば国家が
それを握っています。
あなたのデータの主権は
あなたにはありません。
現時点では。
25年前、Googleが創業し、
windows95が発売された年には
そんなこと考えもしませんでした。
データがなぜ重要か。
ビジネスで考えると、
いまのテクノロジーであれば
あなたの属性、早い話「欲望」を
リアルに窺い知ることができるからです。
欲求から不満、不安、歓び、怒り。
性的なもの、隠しごと。
具体的な情報というより、
あなた自身の傾向値を、
あなたより正確に把握することさえ
可能かもしれないのです。
物凄く便利ではあります。
でも、ちょっと怖い。
統治にもすごく便利。
中国が監視国家になっているように。
こういう世界では
「プライバシーはビジネスクラスや
別荘のような贅沢品となる」可能性が高い。
※「2050年の技術」より
英・エコノミスト予測
データ主権を
どう取り戻すのか。
エコノミストが描くように
データ銀行ができ、
そこに私たちはデータを預けて
売るようになるかもしれません。
そして、GAFAのサービスが
無料から有料に変わる。
勘のいい方は、
ここに膨大なビジネスチャンスが
あることに気づくと思います。
自由でありながら、
データの主権も持つことができる。
そういうビジネスに挑戦している
企業もけっこう出てきています。
「不安、不満、不便」と「変化」は
チャンスの塊です。
見つけるべし。
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