「金は要らない!」ジャック・マーが語ったこと

「金は要らない!」ジャック・マーが語ったこと
2021年10月4日 sofu

こんにちは。創風塾です。
それでは早速、創風塾塾長の江上鳴風が語る
パーソナル・ブランディングのヒントをお届けします。

 

 

今日のコラムは、私が以前聴いた、
中国アリババの創業者ジャック・マー氏と
孫正義さんの対談のときの話を取り上げます。

 

孫さんが創業期のアリババに
大きな投資をしたこと。

その投資をわずか5分で
決めてしまったこと。

とても有名な話です。

 

二人の対談では
その裏話が聞けました。

孫さんが、中国を訪問して
投資をする企業を選定するプレゼンを
何十ものスタートアップから受けているときのこと。

ジャックさんは、
ここでまだ小さかった企業であるアリババの
プレゼンを行うのだが、事業計画とか
利益のことは一切話さなかったというのだ!

他の起業家はギラギラと
お金がほしいという雰囲気を
漂わせていたにもかかわらず。

 

 

その時、ジャックさんが
語ったのは、、、、、

 

 

ひたすら、
“未来がどうなるか、どうあるべきか”
“IT、テクノロジーで中国の社会がどう変わるのか”
「哲学」「理念」にまつわることだけを
話し続けたというのだ。

 

世界最大のオンライン小売業を率いる総帥は
最初から金には興味がなかった!

いまも、ない、という。

 

信じられないが、
二人の口調からどうも本当らしい。

 

「お金は要らない」という彼に
「お前は金を使え!」と孫さんが言って(笑)
押し問答の末に、
やっと20億の出資が決まるのだ。

本当に面白い。

 

金は要らない。

 

未来をこうしたい!と
ビジョンだけを語った人間が
世界を変える企業を創り上げている。

過去も、現在も、そうだ。

大欲は無欲に似たり。

そのような欲は世界を変える力がある!
と改めて納得した瞬間だった。

 

アフガニスタンで
長年、医療と水利事業で
多大な貢献をした医師の
中村哲さんが悲運の死を遂げられた。

ビジネスの世界ではないが
理想と哲学をもって
平和なよりよき世界を創ろうとしたのが
中村さんだ。

 

彼も、
素晴らしい大欲を持った人だった。

こうした欲を持つ人間になりたいと思う。

 

 

いかがでしたか。
あなたのパーソナル・ブランディングのヒントを受け取っていただけたでしょうか。

引き続き、今第210回のヒマラヤFMも
メッセージに引き続きお聴きください。

 

 

子どものころの好奇心って
何にでも向けられます。

私は、田舎育ちだったので
アリとか、カエルとか、セミなど
小さな生き物に興味を持っていました。

それと宇宙です。

子どものころは
夜空を見上げると晴れた日には
当たり前に天の川が見えたし。

夏になると30mほど先にある公園に
近くの川で羽化した蛍が
無数に光を放っていました。

そういう環境が
とても贅沢な環境だと分かったのは
おとなになってからです。

とにかく小学生のころは、
「それは、どうなっているの?」という
好奇心でいっぱいでした。

第210回のヒマラヤFMのテーマは
この子どものような好奇心から生み出される
「分解パワー」をどう使うか。

何をクリエイトするときに、その対象を
「分解してバラバラにすること」は
とてもパワフルなやり方であることをお伝えします。

自由に発想する、クリエイトするには
かなりパワフルな方法です。

第210回のヒマラヤFMはこちらから
「創造することに「分解パワー」を使おう!」

https://www.himalaya.com/ja/player-embed/99846/145981810

 

 

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