磨きぬいた「言葉」は何気ない〜ヒマラヤFM

磨きぬいた「言葉」は何気ない〜ヒマラヤFM
2020年8月12日 sofu

こんにちは。創風塾です。

今週のヒマラヤFMの
「Egamingのあなたもブランドになれる!パーソナル・ブランディング講座」では、
「磨きにいた言葉は何気ない」 ということで、
考え抜いて、磨きぬいた言葉とは、どんな言葉なのかということを語ります。

創風塾塾長の江上鳴風のメッセージとともにお聴き下さい。

 

 

よくセミナーやコンサルの場で
尋ねられることがあります。

それは、ビジョンやミッションは
どれくらいの文字数で作ればいいですか?

 

短いほどいいです。

日本語ならできれば25文字以内。
英語なら9語以内。

そういう風に伝えています。

 

なぜなら、短いということは
それだけ自分たちのフィロソフィーが
エッセンスとして、よく煮詰められて
表現されているからです。

 

私の最初の著者は
長い30文字以上のタイトルで
言っていることと矛盾しますが(笑)

タイトルは
『無印良品の「あれ」は決して安くないのに
なぜ飛ぶように売れるのか?』

で、サブタイトルが
“100億円の価値を生み出す
凄いコンセプトのつくり方“です。

▼興味がある方はどうぞ
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この本、コンセプトを
できるだけ誰でも作れるようにと
書いたものです。

タイトルは長いですが、
中で取り上げているコンセプトの事例は
けっこう短い。

 

特に、
全盛期の明治大学ラグビー部を
率いた故・北島忠治監督の
ラグビーコンセプト。
めちゃくちゃ短く、シンプルです。
たった二文字!以下!

「前へ」

笑ってしまうほどシンプルです。

でも、これほど
明治のラグビーの本質を
あるいはラグビーの本質を
言い当てた言葉もないんじゃないか、
と思います。

 

この本で大きく取り上げた
無印良品のコンセプトも
ひらがなで五文字。

「これでいい」

これらに共通してあるのは、
短い言葉で済むまでに
自らの価値や在り方を
とことん掘り下げた潔さです。

最終的には、ごくごく普通の
そこらにあるような言葉になっている。

しかし、探っていくと
これ以外、在り様がない。

これはスゴイことです。

 

ヒマラヤFMでも
サントリーを例に、ビジョンやミッション、
コンセプトで目指したい言葉とは、
どういう言葉かということを語っています。

 

 

ヒマラヤFM エガミンのブランディング講座
「第151回磨きぬいた「言葉」は何気ない」