八百屋と生成AIと「ハイパー・パーソナライズ」〜ビジネス戦略塾 No.428

八百屋と生成AIと「ハイパー・パーソナライズ」〜ビジネス戦略塾 No.428
2025年12月2日 sofu

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

今回は創風塾塾長の江上鳴風が
『八百屋と生成AIと「ハイパー・パーソナライズ」』
というテーマでお話しします。


 その前にお知らせです↓

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“記憶から価値をつくる これからのブランドの教科書”

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それでは、本題へどうぞ!

2025年のマーケティングトレンドは、
「AIの実務定着」です。

そして、AIを実務で使うほど、
それに対して「人間味」をどう加えるのかが
課題となっています。

単に新しいAIを使うだけでなく、
「タイパ」を重視するユーザーに
いかに深く刺さるコンテンツを届けるか。

ここが勝負の分かれ目なんですね。

いまクリエイティブは急速に自動化されています。

広告コピー、記事構成、画像生成だけでなく、
動画生成AI(SoraやRunwayなど)も含め、
低コストで大量のコンテンツがあふれるようになります。

従来はクリエイターが
生み出したアイデアから
ひとつを選び、制作し、市場に出す。

あるいは、
せいぜい2つのバリエーションを制作し、
反応を見て、どちらかを選ぶやり方でした。

しかし、ある程度の質のものを
ごく低コストで大量に生み出せるようになると・・・

たとえば10個のクリエイティブ・アイデアを
一気にテストして最も反応が良いものを
拡大するやり方に変わっていくのではないか。

通販ビジネスが10年以上前から行っていた
やり方を巨大ブランドが手掛けるようになる
可能性が高いと考えます。

さらに、生成AIの能力を使って
顧客一人ひとりの行動履歴にそって、
「最適なタイミング・文脈」で
広告やメッセージを自動生成して
送ることが始まっています。

「ハイパー・パーソナライズ」
という手法です。

生成AI以降のマーケティングで
大きな動向になっているのが
この「ハイパー・パーソナライズ」。

今週の放送はここを深堀りする
内容になっています。

「ハイパー・パーソナライズ」
簡単に言えば、対顧客での超個別対応という
動向なのですが、これは実は商いの
先祖返りでもあるのです。

『スロウ・ブランディング』の第5章で書いた未来は
実は「バック・トウ・ザ・フューチャー」でもある。

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江上鳴風(江上隆夫)が、
30年以上に及ぶクリエイティブ、広告業界の第一線の経験から、
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