こんにちは。創風塾です。
今週の「江上鳴風のビジネス戦略塾」では、
創風塾塾長の江上鳴風が、
歴史に学ぶということで、名著「失敗の本質」を取り上げて、
第二次世界大戦時の日本軍に見られる日本的な組織が陥るワナ
について語ります。
それでは早速、塾長 江上鳴風のメッセージとともにお聴き下さい。
★
「失敗の本質」という本があります。
https://onl.tw/PXzJyNK
副題は「日本軍の組織論的研究」です。
ちょっと必要があって、
この本を読みなおしていたんですが
やはり発見があります。
戦史の研究ですから
少しとっつきにくい印象ですが
中身は分かりやすく書かれています。
実は、この本、
私が最初の著書を書くときに
もっとも参考になった本のうちの一冊です。
私の最初の著書は
『無印良品の「あれ」は決して安くないのに
なぜ飛ぶように売れるのか』
http://amzn.to/2ixcReH
という長いタイトルの本です。
この本はコンセプトの作り方を
丁寧に解説した本です。
なぜ、この本と日本軍の研究が結びつくのか
とっても不思議に思われると思いますが。
戦争は究極の戦略どおしの戦いなんですね。
戦略つまりコンセプトの戦いなわけです。
戦争とは、
相手の国を降伏まで持っていくかの
コンセプト、ストーリーがない限り、
勝てないものなのです。
それらが、日本軍にはなく、
アメリカ軍にはあった。
アメリカ軍のコンセプトと
その展開の仕方に、私の本は強い影響を受けて
書かれています。
このことは当時、担当編集者に言っただけで
友人にも話したことはないのですがwww
そのもっとも強い影響を受けた本を
ひも解きながら、いまの私たちの、
未来に対する戦略を考えて行こうというのが
「失敗の本質」読み解きの意義です。
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「江上鳴風のビジネス戦略塾」
第253回 歴史に学ぶ 「失敗の本質」より その1
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いかがでしたか。
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