未来に何を贈ることが出来るか?

未来に何を贈ることが出来るか?
2021年10月7日 sofu

こんにちは。創風塾です。
それでは早速、創風塾塾長の江上鳴風が語る
パーソナル・ブランディングのヒントをお届けします。

 

 

きょうはちょっとした
問題提起。

日本のこどもたちの
PC使用率をご存知でしょうか?

今回のコロナ禍の影響で、
オンライン授業が導入。
プログラム教育が
小学校にも導入されますが。

 

で、もともとの道具である
PCがないことには
それは運動場がないのに
陸上を練習するようなものです。

で、日本での、その比率はというと
いまのところかなり厳しい数字です。

 

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◆学校にPCがあり自分も使う率

14~5%程度

◆自宅にPCがあり自分も使う比率

33~4%程度

 

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グラフを読み取っているので
数字に幅があるのはお許しください。

これは日本の15歳、
中学三年生の数字です。
(2015年当時)

学校でも自宅でもPCを使える環境にある
生徒は推測ですが10人に2~3人程度。

これ、ほぼブッチギリで
先進国最低レベル。

ドミニカ共和国、メキシコ、
ブラジル、モロッコよりも
学校、自宅でのPC率はけっこう低い。

OECDの調査を加工した
私の手元にあるグラフで
日本が唯一まさっているのは
ドミニカ共和国の自宅PC使用率30%に
対してだけです。

以下はおおよその先進国の状況です。

 

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◆学校にPCがあり自分も使う率

韓国       約30%
フランス     約30%
イギリス     約45%
ニュージーランド 約65%
アメリカ     約70%
フィンランド   約80%
オーストラリア  約80%

◆自宅にPCがあり自分も使う比率

韓国       約60%
フランス     約80%
イギリス     約80%
ニュージーランド 約80%
アメリカ     約70%
フィンランド   約75%
オーストラリア  約85%

 

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日本でプログラムを
必須科目にする前に
行うべきなのは、、、、

安くて良質のPCを
生徒たちに豊富に
供給することが分かります。

PCを使う。

ただ、それだけのスキルが
あるかどうかで、
生涯賃金が変わってきてしまう。

PCを縦横に使えるようになるには
PCにいつも十分にふれられる
環境が必要です。

スマホがあるじゃないか。
という言う人もいるかもしれません。

ですが。
スマホは基本的に
「消費させられる端末」です。

何らかの
「価値を生み出す端末」には
なりにくい。

IT企業にとっては
お金を使ってもらえる
お店の出先機関のようなものです。

アクセス&チェック端末であり、
ジョブ&ワーク端末ではないのです。

働く人の武器にはなりにくい。

スマホで仕事している、
と言っている人も
映像を上げたり、
メールをチェックしたり、
指示をする程度。

たぶん、スマホで仕事している
プログラマーは世界中に
ほとんどいないはず。

あるとしたらアプリが
きちんと動くかどうか
動作時のチェックのみです。

あふれるように潤沢に
PCと、ネット環境と、それらを学べる環境が
あるときにデジタル第二、第三世代の
眠る才能が芽を出します。

私たちが
未来の世代のために出来ること。

そのひとつは
良質な中古PCが
教育現場に低価格で流れるような
仕組みを考えることかもしれません。

優れた仕組みもあれば
遅々として進まない旧態依然の
仕組みもある。

ぜんぶがぜんぶ、
素晴らしい場所は
地球上にありません。

でも、せめて眠る才能を
眠らせたままにしない環境は
提供してあげたい。

バグをつぶすように
世の中の改善点を見つけて、
コツコツと積み上げる。

それはコツコツでも、
未来への贈り物になりえます。

自分が何を贈れるのか
おとな世代は、
考える必要があります。

 

 

 

いかがでしたか。
あなたのパーソナル・ブランディングのヒントを受け取っていただけたでしょうか。

引き続き、今週のヒマラヤFMも
メッセージに引き続きお聴きください。

 

 

自分が取り組む、
すべてのプロジェクトを成功させたい。

そう願うのは人情ですが
10割バッターが存在しないように
それはありえない話です。

でも、少なくとも成功率は上げたい。

1プロジェクトで、思い描いたプランの
少なくとも8割ぐらいを達成できた、
と思えるなら、個人的には大成功です。

そこに到達するにはどうしたらいいのか?

まず、人間は飽きっぽい動物
だということを前提にすべてを進める
必要があります。

熱しやすく、冷めやすい。

すぐに忘れるし、
すぐに興味をなくしていく。

まるで自分自身のことを言っているようで
心が痛みますが(笑)

とにかく。動物としての人間の
このクセを前提にプロジェクトを進めなければ、
わりと早めにプロジェクトはダメになります。

これは断言できます。

なぜ、断言できるかと言われれば
私がさんざん失敗し、味わってきたからです。

言いたくない事実ですが(笑)

最近、社会問題の解決に成功している事例には
どんな共通点があるのか、を研究しています。

共通しているのが2つのポイントです。

特別なものではありません。

特別なものではないがゆえに
逆に重要視しなければならない要素です。

今週のヒマラヤFMはこちらから
第211回 「プロジェクト」をダレさせない2つのポイント
https://www.himalaya.com/ja/player-embed/99846/146347159

 

 

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