こんにちは。創風塾です。
今日のコラムは、マーケティングの話です。
創風塾では、1年で自分のブランドを立ち上げることを目的にしています。
そのプログラムの中でもマーケティングについて学びながら、
同時に自分に置き換えて実践していきます。
今の時代、
「勉強しようと思えば、ネットの中に
素材はごろごろ転がっているので、
そうした勉強をしながら
実際にブランドを立ち上げるのが
もっとも学べます」
と、塾長はいいます。
「とは言っても、
マーケティングや、ブランディングの
超基本的なことは意外に書いていないことが多く
きょうは、それをごく簡単に
触れてみようと思います」
と続きます。
それでは早速、創風塾塾長の江上鳴風が語る
パーソナル・ブランディングのヒントをお届けします。
★
マーケティングとは
ご存知とは思いますが
「売れる仕組みづくり」です。
「売る仕組みづくり」ではない、
ということですね。
つまり、マーケティングとは
売る努力をできるだけしないで
売れていくようにするための、
すべての活動です。
したがってマーケティングは、
狙っている顧客層の興味や欲求を生じさせる
<問題解決、メリット、夢実現etc>などが、
叶えられることを訴求します。
いいですか!
「“あなた”の欲求を叶えるものがある!」ことを
的確に伝えるのがマーケティング活動です。
だから、マーケティングは、
まず売れなければなりません。
お客様が何を欲しがっているのか、
何に困ったり悩んだりしているのか?
を知ることが重要になります。
「興味、欲求」がカギなります。
お客様の「興味、欲求」をノックする。
これが基本です。
「マーケットイン」という考え方です。
既存のもの、既知のものに
当てていくやり方です。
もうひとつ「プロダクトアウト」
というやり方があります。
わたし、凄いの作っちゃた!
これ売れるんじゃないかな。
きっと売れるぞ!売ってしまおう!
そういうやり方です。
乱暴じゃないかなって?
めちゃくちゃ乱暴です。
だから、よく大コケします。(笑)
ただし、大ヒットのほとんどは
「プロダクトアウト」です。
iphoneなんて「マーケットイン」からは
絶対に生まれません。
そんなデバイスへの欲求なんて、当時、
世界中誰も持っていなかったわけですから。
スティーブ・ジョブズのわがままです。
だから斬新で、みんなが欲しがるものは
なかなか生まれない。
製造販売する側にとってはコケることは
死活問題ですからね。
したがって、こうした冒険は
ベンチャー企業か、ベンチャー的な精神をもった
リーダーが率いる組織からしか生まれません。
もし、あなたが
「プロダクトアウト」に挑戦するなら
「Fail fast」をしてください。
小さな失敗をテスト段階で繰り返してください。
本物そっくりの、プロトタイプ販売調査を
仕掛けて見極めるのです。
全米一コンサルタント料が高いと言われる
日本人の事業開発コンサルタントがいます。
USBのコンセプトやマイナスイオンのドライヤーなど
数々の斬新な商品を手掛けた濱口秀司さんという方です。
“本物そっくりの、プロトタイプ販売調査”は
濱口さんの手法です。
興味がある方は調べてみてください。
マーケティングは挑戦です。
ただ、リスクは少なくする。
できるだけ。
さきほどの「Fail fast」には続きがあります。
「Fail fast, fail cheap, and fail smart」
早く失敗しろ!安く失敗しろ、賢く失敗しろ!
すべてのビジネス、
すべてのマーケティングに通じる言葉です。
ひょっとしたら私たちの人生にも。
これ、ちなみにGoogleの元CEOの
エリック・シュミットのことばだと言われています。
誰が何と言おうと、
これがマーケティングの要諦です。
「Fail fast, fail cheap, and fail smart」
忘れないようにしてください。
★
いかがでしたか。
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