変わるために絶対に必要なこと「絶望をメディアにする」篇

変わるために絶対に必要なこと「絶望をメディアにする」篇
2020年10月14日 sofu

こんにちは。創風塾です。

今日のコラムは、
こちらの変わるために絶対に必要なこと「日本の数字」篇の続きです。

「変わるために絶対に必要なこと」を
シリーズのようにお伝えしています。

創風塾塾長の江上鳴風が語る
パーソナル・ブランディングのヒントをお届けします。

 

 

変わるために絶対に必要なこと。
前回の変わるために絶対に必要なこと「日本の数字」篇の続きです。

「危機的状況にある」と
認識することが「変わる」ということの
第一歩だとお伝えしました。

ただ、もっとも厄介なのが、、、、

いまは絶望的な状況ではないのに、
現在の延長線上にはろくなことがない。

、、、、、という場合です。

 

ということで
いまの日本のデータを紹介しました。

 

ひとつのデータだけリマインドすると、、、、

日本の「最低年収、最低賃金、平均年収」とも
先進国中、ほぼ最低だということです。

https://www.digima-japan.com/knowhow/world/8314.php

OECD 最低年収の国別推移(2001~2019)
https://stats.oecd.org/Index.aspx?DataSetCode=RMW#

 

お隣りの韓国の最低年収、最低賃金、平均年収は
21,586ドル、8.6ドル、42,285ドル

日本はそれぞれ
16,607ドル、8.0ドル、38,617ドル

日本は数字的には完全に中進国に戻っています。

 

欧米では
「日本は先進国クラブを引退する初めての国」
と言われているのをご存知でしょうか?

 

ここのまま行くと今年会社に入社した22歳が
定年の65歳になる2063年には日本の人口は
8500万人前後になっています。
https://www.flickr.com/photos/113511596@N08/14049940479

 

これから40年で4000万人が消えるのです。
いま、年間51.5万人の人口が減っています。

 

毎年愛媛県松山市か、栃木県宇都宮市が1個ずつ
消えている計算です。

それがもうすぐ80万人を超えるようになります。

そうすると2年で福岡市か、神戸市クラスの街が
消えていく計算になります。

これらの指標が示す未来は
少な目に言ってもかなり厳しいことは
お分かりいただけると思います。

何もしないでいると、
(実際、いまほとんど反転の成果が生まれてない状態です)
相当、国として、社会として
厳しい状態になることは分かります。

 

世界的投資家のジム・ロジャーズ氏は2017年に
アメリカの投資ラジオ番組『Stansberry Investor Hour』で
日本経済について、以下のように述べています。

 

「もし私がいま10歳の日本人ならば……。
そう、私は自分自身にAK-47を購入するか、
もしくは、この国を去ることを選ぶだろう。

なぜなら、いま10歳の日本人である
彼、彼女たちは、これからの人生で
大惨事に見舞われるだろうからだ」

https://www.culthub.com/entertainment/billionaire-investor-jim-rogers-predicts-global-bear-market-collapse/23581
https://www.youtube.com/watch?v=-5uvOoswZ7s&feature=youtu.be

 

でも、私たちは のんきです。

川を下る船に乗って
のんびりと飲み物を飲みながら
景色を眺めている。

その先には急流があり、
その先には滝があることを
知ってか、知らずか。

本当は船を操り、岸に着け、
船を降りて目的地に向かって
歩かなければならないのです。

 

==================
いまは絶望的な状況ではないのに、
現在の延長線上にはろくなことがない。
==================

 

そうなのです、自分のことを考えると、
この状況から自発的な変化をすることは、
難易度が高い、ということが分かります。

 

これはあまり上手な例えではありませんが、
ダイエットと成人病の関係です。

 

医師からダイエットをしなさい、
アルコールを減らしない、
体重を5%減らすだけで
成人病のリスクは大幅に減りますよ。

そうしないと、
あなたの場合は・・・・・。

でも、わかっちゃいるけど、
晩酌やめられないし、
プリン体の多いものも
揚げ物も大好き。

困った。

ちょっとだけ、いいじゃない、
まだ、そんな歳じゃないし。

そして脳梗塞、狭心症、糖尿病を
発症してしまう。

命のやり取りに発展する人もいる。

じゃあ、どうすればいいのか。

「想像力」

を使うしかないんですね。

私たちを危機から救う能力とは
人間だけにある
「最悪を想像する能力」です。

「私は危機的状況にある」
と認識するとは
「最悪の状況にはまり込んだ自分」を
リアルに、かつ細部まで
イメージすることに他なりません。

イヤだよ。
そんなもの見たくもない。
という反応が一般でしょう。

でもね、会社でも、国でも、ひとりの人間でも、
「ゆでガエル」状態から脱するには、
ある意味、そこからしか
抜け出ることはできない。

脳はイメージを
現実として認識するクセがあります。

その「脳の勘違い」能力を
めいっぱい使う。

これが「変わる」ということの
第一歩です。

少しかっこよく言うと
「絶望を変化のためのメディアにする」
ということです。

 

 

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