アフターコロナは「捨てる」ことが大事な時代

アフターコロナは「捨てる」ことが大事な時代
2020年9月21日 sofu

こんにちは。創風塾です。

秋の4連休をいかがお過ごしでしょうか。
窓を開けていると自然の風が涼しく心地よく感じます。

猛暑から一気に秋へ。
体調を崩しやすいので気をつけて下さいね

それでは、創風塾塾長の江上鳴風が語る
パーソナル・ブランディングのヒントをお届けします。

 

 

捨てる。

ビジネス、ブランドにとって
重要なのは、捨てることです。

 

私たちは、、、

すべてを行うことはできません。
すべての人をお客様に
することはできません。

なので、捨てることが
とても大事なのです。

 

しかし、私たちの思考は
不安をベースにすると
あれも、これも、それもと
いろいろなものを抱え込んでしまいます。

捨てることとは
まったく別の方法へと
踏み出してしまいます。
困ったことに。

捨てるは別名で
絞り込むとも言います。
断る、とも言えます。

 

銀座の高級寿司屋は
インバウンドの顧客や
お金を持ったある層以上を
相手にしています。

つまり、単価の安い顧客は
捨てているわけです。

だから、せいぜい1日で
2回転から2.5回転。

幹線道路沿いにある
回転寿司は、まったく逆です。

単価の安い顧客を
どれだけ効率的に回せるか。

そこそこの味でいいよ、
というお客様で十分。

最高の味を求める人が
ここののれんをくぐる筈もない。

どちらも来てほしい顧客像を
はっきりさせて、
それ以外を捨てているわけです。

そんなことわかっているよ。

多くの人は言います。

私自身もそう思っています。

ですが、反省を込めて言うなら、
あれも、これも、それも、
そのうちどれもこれも
と広がっていることが多いんですね。

 

とくに起業したてや
立ち上がったばかりのブランドは
徹底的に捨てることをしてください。

 

顧客、売り物、商品。

どれくらい絞り込めるかで
つまり、どれくらい尖がれるかで
人の心への突き刺さり方が
違ってきます。

どこにもない。

そこにしかない。

だったら、
へんぴなところにあっても
人は買いに行きます。

 

ちょっと前のテレビ番組で
かなりの田舎なのに
ビーズの専門店をやっている人を
見かけました。

輸入物の無数のビーズが
瓶に入れられて売られています。

でも、ちゃんとお店は
カフェを併設しながらも
成り立っているようでした。

本当に価値のあるものを
提供しているのなら、
人はそれだけで行くのです。
それだけで買うのです。

ミシュランの三ツ星は
「そこに食べに行くためだけに
旅をする価値がある」という規定です。

 

食べるためだけに旅したことが
私は何度もあります。

ひとつも、
絞り込まない店は
ありませんでした。

たった一人のシンガーの
シークレットライブを聞くためにだけに
沖縄に1泊だけのトンボ帰りを
したことがあります。

チケット代は3,000円。
飛行機代と宿代で8万円。(笑)

でも、いまでも思い出す
至福の時間です。

 

唯一無二の価値になると
お客はこういう行動を取るのです。
どうしても見たい作品があれば
人は旅をするのです。

最高のものを提供できるように
捨てて、捨てて、
絞り込んで、絞り込んで
ブランドを立ち上げていってください。

特に、これからやってくる
アフターコロナの時代は、
ぼんやりとしたもの、
価値が明確ではないものは、
市場に存在しづらくなります。

存在できなくなる、
脱落してしまうようになるでしょう。

ないものではなく、
しっかりと企業の中(歴史も含め)
あるいは個人の中に
価値としてあるものを
引っ張り出して磨き上げられるか。

そして、それを、ここしかない場で、
絞り込んだ顧客に、最高のものとして
提供できるか?

 

捨てる。
、、、から始めましょう!

 

かなり怖いけど。

 

怖いけど、その効果は
始めると分かります。

 

それは、あなたや
あなたのブランドが「他にないもの」になる
もっとも真っ当なやり方だということが。

 

 

いかがでしたか。
あなたのパーソナル・ブランディングのヒントを受け取っていただけたでしょうか。

現在、パーソナル・ブランディングの実践塾「創風塾」」の
第3期アドバンスを開催中です。

次期の塾生、第4期のご案内は、決まり次第、順次お知らせいたします。

当ホームページにもご案内いたしますが、確実に受け取りたい方は、
ぜひ、ディープビジョン研究所のメルマガをご登録下さい。

↓↓↓

ディープビジョン研究所メルマガご登録フォーム