こんにちは。創風塾です。
それでは早速、創風塾塾長の江上鳴風が語る
パーソナル・ブランディングのヒントをお届けします。
★
現代美術って
興味ありますか?
私は、結構好きです。
通常のペインティングから
インスタレーションまで。
それほど美術館に足を
運んでみているわけではありませんが。
わざわざ、それを体験するためだけに
金沢まで旅したこともあります。
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=30&d=4
「ジェームズ・タレル」で検索すると
空が四角く見える写真が見つかります。
ただ、天井に真四角の穴が開いて、
空が見えるだけの作品です。
「ブルー・プラネット・スカイ」
面白いか?
面白いです。
これは実際に、その部屋に入って
体験しないと、その不思議な感覚は
分からないかもしれません。
現代美術は
マルセル・デュシャンが
ニューヨークのアンデパンダン展に
「便器に泉と名付けた作品」を
R.Muttの名で応募したところに始まります。
1917年のことです。
実は、彼は、この展示会の
展示委員でもあったのですが
それは伏せていました。
しかし、展示作品とは
なりませんでした。
その後、彼は抗議の文を
新聞に発表し、委員を辞めます。
==============
マット氏が自分の手で『泉』を
制作したかどうかは重要ではない。
彼はそれを選んだのだ。
彼は日用品を選び、
それを新しい主題と観点のもと、
その有用性が消失するようにした。
そのオブジェについての
新しい思考を創造したのだ
==============
※wikiより
「観る者が芸術をつくる」という
デュシャンの考え方を示しました。
ここから現代美術は始まります。
それは「コンセプト」こそが
それがもたらす「体験」こそが
重要である、という考え方です。
察しのよい方は
気づくかもしれませんが、
これは現代のプロダクト、サービスと
ほぼ同じ視点です。
つまり、どのようなコンセプトで
どんな体験をもたらすのか?
ひとつだけ違うとしたら
アートは「無用」
プロダクトやサービスは「有用」
という、その一点だけです。
ただし、この「無用」は
「有用」の10年先を走っています。
そこに「未来」の予感がします。
と私個人は勝手に思っています。
私たちにとって、
もっとも刺激的な思考は
現代美術の中にあります。
ときどきは
「無用の長物」に接しに行く。
ぜひ、自分の習慣に
取り入れてみてください。
★
いかがでしたか。
あなたのパーソナル・ブランディングのヒントを受け取っていただけたでしょうか。
現在、パーソナル・ブランディングの実践塾「創風塾」」の
第3期アドバンスを開催中です。
次期の塾生、第4期のご案内は、決まり次第、順次お知らせいたします。
当ホームページにもご案内いたしますが、確実に受け取りたい方は、
ぜひ、ディープビジョン研究所のメルマガをご登録下さい。
↓↓↓