Google本社を訪問したときに言われた言葉。
それは、「存在感の無い人は生き残っていけない」と。
こんにちは。創風塾です。
現在進行中の塾生の皆さまのフォローやコロナ禍、新しい生活様式への変化などで、
すっかりブログの更新が久しぶりになってしまいました。
しかし、この間も創風塾塾長の江上鳴風は、
いつも以上に忙しく活動をしていました。
それでは早速、江上が語る
パーソナル・ブランディングのヒントをお届けします。
★
数値化されない能力は、
時代的に、サラリーマンであれば、
ますますそれが給与に
反映されにくくなっていくでしょう。
テレワークで明らかになるのは
「無言の状態」です。
つまり、外資系企業の会議と同じように
発言が無い人は会議に速攻で呼ばれなくなる。
私が、Google本社を
訪問したときに言われたのは
そのことでした。
「存在感の無い人は生き残っていけない」
たぶん、日本でもそうなります。
テレワークが普及し、
先進国で最低の生産効率があがっていく過程で
ムダだと思われるものは切られる運命にあります。
企業文化の中でムダとは、
計数化しにくいもののことを言います。
つまり、お金に変えられないもの、です。
たとば、私が以前勤めている会社に
こんな人がいました。
能力はそこそこなんですが、
なぜか、彼が居ると
みんながニコニコしてしまうのです。
なぜか、冗談を言って、
その人に絡みたくなる。
思いつめたような会議でも
彼が入ってくるだけで空気が緩みました。
これは決して数値化されない
計数化されない能力です。
しかし、細かく見ていくと、
たぶん彼が参加しているチームは、
楽しそうに仕事をして、
成果もそれなりに上げていたところが
多かったような気がします。
あくまで「ような気がする」ですが。
以前、整体の本に、
その人が電車に乗るだけで、居眠りする人が
増えてしまうような、リラックスする
バイブレーションを持つ人が
存在するということが書かれていました。
これは魔法でもなんでもなく、
私たちが持つ他人を感応させることを
ミラーニューロンのようなものを通じて
リラックスを相手に転写するように
発揮してしまう能力だと思います。
この人自身が気づいている能力で
あれば別ですが、もし気づいていなかったとしたら、
そう、これもその人を現実で助ける能力にはなりません。
テレワーク、効率化、働き方改革が
本当に示してくれるのは、
「あなたの職業、仕事は適職なのか?」
という問いでしょう。
あなたの能力は、
「本当は、どこで活かさなければならないのですか?」
という問いです。
この厳しい問いは短期的には
混乱をもたらしますが、いずれ、日本人の
仕事観や職業観、ひいては幸福観に
大きな影響を及ぼしていくような気がします。
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