こんにちは。創風塾です。
それでは早速、創風塾塾長の江上鳴風が語る
パーソナル・ブランディングのヒントをお届けします。
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速さというのは
とても価値があります。
なぜなら、時間が人類全員共通の
単一的な資源だからです。
赤ちゃんから
世界的企業のCEOまで
1日は24時間です。
相対性理論的には
微妙に違ったりもするんですが(笑)
ま、それはおいときましょう。
のぞみ、ひかり、こだま。
東京から新大阪に行くのに
わざわざこだまには
乗りません。
99%の人はのぞみを選びます。
席の込み具合でひかりも
あるかもしれないけど
おおよそはのぞみ。
旅を楽しむのなら別ですが
同じ場所に行くのに
早い方がいい。
たとえお金がかかっても
というのが人情です。
だからビジネスでは
「速さ」はとても価値があります。
「速い」だけで仕事が来る。
私が独立したときに採った
戦略が、これ、でした。
「速い」ということです。
コピーライターという職種柄、
仕事はどこでもできました。
電車の中でも、カフェでも、
なんなら歩きながらでも。
(アイデア考えるとかね)
だから、打ち合わせの時に
もうコピーのイメージをつかんで
近くのカフェや、移動の電車の中で
さくさく書くというのを
自分に課していました。
もちろん質は、ある程度、
保証した上で、ですよ。
いい加減なものは出せません。
次から仕事来なくなるから(笑)
上がったコピーは
デザイナーがデザインに
落とし込んで形にして
クライアントに持ち込みます。
彼らはコピーが遅れるほど
自分たちのデザインを練る時間が
なくなってしまうんですね。
だから、
速いコピーライターは
重宝されると踏んだわけです。
速くて、上手い。
吉野家かって(笑)
たぶん下手なコピーも
あったと思いますが幸い、
この戦略はうまく行きました。
独立して
半年くらいしたときから
仕事の切れ目が
なくなってきたのです。
有難かったです。
ビジネスを
テイクオフさせるとき、
もし、そのビジネスに速さという
価値を付け加えるとしたら
何をどう「速くすれば」いいのか。
考えてみるといいかもしれません。
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いかがでしたか。
あなたのパーソナル・ブランディングのヒントを受け取っていただけたでしょうか。
引き続き、今週のヒマラヤFMも
メッセージに引き続きお聴きください。
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ブランドは突き詰めると
「希少性」にたどり着きます。
ぜんぶがブランドという状態が
成り立つのか?と考えることがあります。
つまり、みんな違って、
みんないい、という状態です。
ビジネスで言えば、
全員が幸せ、という状態です。
でも、ふつうに考えて
これは成立しません。
ブランドは価値の優劣の競争です。
希少性とは、その競争で
手に入るものだからです。
そして、この希少性、
私たちが生きていくのに
「必要でないもの」ほど、
それを身にまとうことができます。
生きていくのに絶対に必要なものは
基本的にブランド化できないのです。
不思議ですよね。
ここに人間が認識する
価値のパラドクスがあります。
不要なものほどブランド化でき、
必要なものほどブランド化できない。
今週のヒマラヤは
そういうブランドの根源って
何なのだろう?
という時々ぼんやりと
考えていることを話しています。
今週のヒマラヤFMは
第198回 ブランドの希少性と幻想性について
https://www.himalaya.com/ja/pl
先週のヒマラヤFMです!
第197回 こんな場所に日本列島があったから、日本人の創造力は生まれた!
https://www.himalaya.com/ja/pl
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パーソナル・ブランディングの実践塾「創風塾」」第4期は、
コロナ禍が収まるのを待って、装いも新たに2022年開講を予定しています。
詳細が決まり次第、順次お知らせいたします。
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