こんにちは。創風塾です。
創風塾塾長の江上鳴風が語るパーソナル・ブランディングのヒントをお届けします。
「自分の箱を出る」として、視点の転換についてお伝えします。
それでは、早速。
★
きょうは、箱から出る、という話をします。
どんな人も、認識の箱に入っています。
枠と言ってもいいし。
すごく難しく言うと
「ナラティブ ~ 自分が
生まれてきてから紡いでいる物語」
という箱です。
どんな箱かというと
これを「自分の考え」と言います。
それも「当たり前じゃん、
そんなの、考えるまでもないよ」
と自然に思ってしまう。
そんな「自動思考」の箱に、
私たちは、
み~んな入っているんですね。
ひとりも例外はないんですが、
でも、この箱に入りぱなしだと、
創造的にはなれないんです。
ぜんぜん、クリエイティブじゃない。
この箱は、
子どものときは
自由にで入りできるんですが
だんだん壁が厚く、
ふたが開きにくくなっていきます。(笑)
大人は、
自分の都合のいい情報だけで、
自分の現実への見方を
固めようとするからです。
ネット上を見渡せば、
そういう、自分の考え方や解釈に、
まったく何の疑問も抱かずにいる人を
たくさん見つけることができますよね。
これは箱を強化しているわけです。
自分の考え方は
完璧、大丈夫、これで行ける!
って。
違うんです、
行けないんです。
超不完全なんです。
だって、
現実はいつでも揺れて動いて、
変化し続けているからです。
一瞬たりとも同じじゃない。
変化することが
当たり前の時代には、
これは生存戦略としては
最悪の手法です。
まったく創造的でもありません。
柔らかくない。
この認識の箱からでるには、
いくつか方法がありますが、
今日はその一つを紹介します。
「視点を別の人に移す」=視点の転換です。
これ実は、みなさん、
いつもやっています。
お母さん、このことどう思うだろう?とか。
部長ならどんな風に考えるかな?とか。
これは自然な視点の転換です。
これを大規模に、
超ひろげてやってください。
目の前にある課題
なんでもいいです、あなたの転職でも、
自分のビジネスアイデアでも。
こういう人なら
どう考えるんだろうと、
想像上で相談するんです。
1)スティーブ・ジョブスに相談する
2)坂本龍馬に相談する
3)近所の5歳の女の子に相談する
4)ガンジーに相談する
5)亡くなったおじいちゃんに相談する
という風に意見を聞いてみるんです。
これ楽しく遊びでやってみてください。
無責任に、無制限に。
たぶん、
いつものあなたの思考では
出てこない答えが
出てくるはずです。
日ごろから、
自分の認識の箱を出ることを
意識してください。
これを続けていくと、
視野が広がり、
アイデアが出やすい頭に
確実に変わっていきます。
★
いかがでしたか。
あなたのパーソナル・ブランディングのヒントを受け取っていただけたでしょうか。
引き続き、第185回のヒマラヤFMも
メッセージに引き続きお聴きください。
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ブランドには
スピードがある、という話をしました。
今週は、ブランドには
声、ボイスがある、という話をします。
ここで言う
「ブランドのボイス」は
実際の声を指すわけではありません。
どちらかというと
作家の「文体」に近い概念です。
ブランドは、
コミュニケーションの文体を
持たなければならない。
なぜなら、ブランドは、
このボイスの積み重ねで出来ているからです。
私たちの記憶の中の
トーンや手触りを決めるのは
この「ブランドのボイス」です。
第185回のヒマラヤFMは以下から、どうぞ。
第185回ブランディングの作法-その13 ブランドのボイスを持つ
https://www.himalaya.com/ja/player-embed/99846/134222438
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