こんにちは。創風塾です。
それでは早速、創風塾塾長の江上鳴風が語る
パーソナル・ブランディングのヒントをお届けします。
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揺らがないブランド、
世界観がちゃんとしている。
つくられた世界観ではなくて
にじみ出るような世界観。
それは、、、
古びた、こだわりを、演出で
店に吹き付けている居酒屋やバーの、
あの、そぐわなさとは無縁です。
うすっぺらさとは無縁です。
こだわって、こだわって
好きなものだけを突き付めたときにだけ
そういう世界観は現われます。
私の友人がやっていた雑貨店は、
町はずれの辺鄙な場所にあったのに
全国からお客が絶えなかった。
また、モノがないんだ、商品が。(笑)
ひろい空間にぽつんぽつんと
食器やら、服やら、雑貨が置いてあるだけ。
大好きなものしか置かないから。
ちりとりを4年かけて探すような人だから。
にじみ出る空気感は真似しようもないもので。
世界観は、そうやって
内側からにじみ出て、
木肌から染みでた樹液が
木を輝かすように育っていく。
誰も真似できない場所に蔓を伸ばしていく。
豪華という意味ではなく、
ある種の贅沢さをたたえた
ラグジュアワリ―なブランドは
もう、他と比較ができない。
差別化とは無縁の場所に立っている。
そして、それは「偏執に近いこだわり」の
エネルギーがもとになっている。
別名「何かに狂ってる」状態なのですが。(笑)
ラグジュワリ―は「狂気」がないと
ラグジュワリ―にはなれない。
「狂気」がないブランドは
せいぜい“高級”ブランド、
プレミアムブランドで終わる。
だから、そこに行けるかどうかは
内側からしか計れないのです。
今回は、唐突な
ラグジュワリーブランド論でした。
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いかがでしたか。
あなたのパーソナル・ブランディングのヒントを受け取っていただけたでしょうか。
引き続き、今週の音声コラム「江上鳴風のビジネス戦略塾」も
メッセージに引き続きお聴きください。
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わたしは差別化っていうと
思い出すことばがあります。
それは「ドツボにはまる」ですwww
ドツボ、です。
クライアントに行って、
オリエンテーションを聞いて
なるほどそこが特徴なんだなあ!
「ここが差別化のポイントです!」
とクライアントも力説する。
で、競合を調べてみる。
すると、アレ??
何が違いなんだ??
確かに・・・
差別化のポイントだと言った
Aという機能では優れているけど
Bという機能では他より劣っているじゃないか。
Cという点ではどこも変わりないし。
Dでは別の製品の方がスゴイ。。。
その差別化ポイントを打ち出せば
ユーザーは振り向いてくれるんだろうか。
振り向くか?
自分ならどうだろう?
いや、ぜんぜん魅力的に映らない。
たぶん、自分なら買わない。
ん~~~、まいった。
コミュニケーションの戦略
どうすればいいんだ!!
ドツボにはまった。。。
こういうのを毎度毎度、
仕事で繰り返していたんですねwww
これを市場環境の同質化、
パリティ(parity:質とか価値が同等であること)
と言います。
でも、本来の差別化は
意味がぜんぜん違うんです。
わたしもけっこう勘違いしていました。
つまり、差別化のための差別化を
行おうとして動けなくなっていた。
差別化だけに目が向きすぎると
行き止まりの道のようなものです。
でも、いまだに、
この勘違い、間違いが多い。
今週の放送、251回目のビジネス戦略塾は
誰もが、ついつい陥りがちな
「差別化の罠」について話しています。
以下からどうぞ!
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~ 江上鳴風のビジネス戦略塾 ~
第251回 差別化の罠にはまるな!
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