2,500年ループって何ですか?

2,500年ループって何ですか?
2022年2月7日 sofu

こんにちは。創風塾です。
それでは早速、創風塾塾長の江上鳴風が語る
パーソナル・ブランディングのヒントをお届けします。

 

 

今回のコラムでは、
「時代の流れを見るコツ、知恵」を
お伝えします。

 

そんな偉そうなことじゃなく、
すっごく簡単です。

拍子ぬけします。

あきれます。(笑)

それは、、、、、

「時代は繰り返す」
ということだからです。

それ以下でも、以上でもない。

無数に言われていることばなので
あらためて言われてもアホか!
となりそうです。

 

ただ、繰り返しのイメージが
ことばで伝えると少し難しいのですが
「らせん階段」です。

「らせん階段」は下らか見上げると
単純な円です。

円は出発点をAとしたら
また必ずAに戻ります。

らせん階段は、この円が
連続して上昇していくので
Aから出発してAに戻ったように見えますが
実際はAに重なる円にある
「Aであろう地点=A´」に到達しています。

 

つまり、その繰り返しで、
決して同じ場所に戻るわけではない。

繰り返すけれど、
到達する場所や姿は違っている。

繰り返していて、
ほぼ変わらないのは
「人間の本質」だけです。

ということは
時代を見るときに大切なのは、、、、

1) 変化の底にどのように「変わらないもの」があるのか

2)その「変わらないもの」がどのように今に現れてきているのか

3)その「現われ」は今後どのような「変化」を促していくのか

こういう視点だということが分かります。

「変わらないもの」=「人間の本質」です。

 

変化というのは基本的に少しずつなので
変わっている実感はありません。

でも、ある日、気づくのです。

あれ、何か違うぞ!と。

地殻変動と地震の関係に似ています。

 

英語のジェネレーションは、
だいたい30年です。

30年のジェネレーションは
親と子が交代する時間軸。

まずは30年スパンで
見る練習をしてみてください。

流行や考え方はだいたい、
この周期で変わります。

親の時代に揺り戻すんですね。

簡単に言うと子供世代が
親世代の価値観、
つまり、自分を創り上げた価値観を
再発見するサイクルです。

再発見⇒別解釈。

 

さて。

景気の循環には
3~4年周期の「キチンの波」、
約10年周期の「ジュグラーの波」、
20~30年周期の「クズネッツの波」、
約50年周期の「コンドラチェフの波」
があります。

 

 

個人的にはコンドラチェフ以外、
あまり知りません。

この景気循環は経済で起きます。

経済は企業や国が変動させます。

企業や国は何でできているかというと人間です。

早い話、この波は人間が起こすんです。
私たちが起こしています。

だから人間、見た方がいいんだよね。

 

私は、人間の一生を時間軸として
その倍数で歴史を見るといいと考えています。

さっきのジェネレーションと同じですね。

さっきは親子。

 

たとえば、ここに
お祖父ちゃん、お祖母ちゃんを入れて
三世代合計で見るとする。

祖父母、父母、子。

30年×3=90年

だいたい90年から100年単位。

1ファミリー単位ですね。

世代間継続の単位です。

これで、だいたい10世代遡ると
300年になります。

300年前は産業革命前夜。
革命前の小さな発明が起こりだした時期。

 

さらに大きな単位だと
500年という単位。

500年前だと、マゼランが
スペイン王の援助で1519年8月、
セビリャから出発。

途中で亡くなったマゼランに代わり、
部下エルカーノが1522年にセビリャに到着し、
世界一周を果たします。

大航海時代が始まった時期です。

地球の文明間の交通(交流)は
このころに始まり、
いまも加速しながら続いています。

 

つまり、私たちは
新しい大航海時代を迎えているともいえるし、
ちまたで云われているように
新しい産業革命の時代を迎えているともいえます。

 

AIと遺伝子工学や量子コンピュータで。

さらに、さらに、
でかい単位だと2,500年。

2500年前は
西洋ではギリシア哲学、
ユダヤ教が成立した時期。

東洋では仏教と儒教が
生まれています。

いま私たちが拠って立つ思想は
この時期にいっせいに生まれています。

その時期の前後は
気候の変動期でした。

めっちゃ寒くて農業に適さない
ホーマー極小期(紀元前750年前後)、
ギリシャ極小期(紀元前330年前後)
というのがやってきています。

地球の気候は
おおよそ2500年周期で
変動するからです。

 

厳しい状況に挟まれ
人類の思想が
生まれやすい時期だった
ということかもしれません。

 

いまの気候変動や人類の状況を考えると
同じように人類レベルの思想が
生まれる時期が来ているように思います。

たぶん、そろそろ、
いままでの考え方では
にっちもさっちも
行かなくなる時期なんですね。

 

ということで、そろそろ
まったく新しい技術の登場に前後して
まったく新しい思想が登場するでしょう。

 

こんな風に、、、、

ラディカル・マーケット
脱・私有財産の世紀: 公正な社会への資本主義と民主主義改革
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4492315225/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o02_s00?ie=UTF8&psc=1

 

2度目の大航海時代。

2度目の産業革命期。

そして2度目の思想誕生期。

 

まあ、人類史的に、
こんなに波乱万丈な時期って
たぶん、そうはありません。

 

目撃者としては
面白過ぎる時代に生きているんですね。

ジェットコースターなので
振り落とされないようにするのは
たいへんだけど。

面白い!と思ってください。

スキーやサーフィンといっしょで
重心のかけ方次第です。

腰が引けないように!(笑)

しっかり、自分なりの目で
時代を見つめてみてください!

 

 

 

いかがでしたか。
あなたのパーソナル・ブランディングのヒントを受け取っていただけたでしょうか。

引き続き、第228回の音声コラム「江上鳴風のビジネス戦略塾」も
メッセージに引き続きお聴きください。

 

 

失敗は成功の母と言います。

もう、耳タコですよね。

でも、この母も、意地の悪い
シンデレラの継母みたいなものもいれば、
マリアさまのような慈母もいます。

失敗をダメな母親ではなく
よい母親にするためには
どうしたらいいのか?

シリコンバレーで常識の
「FAIL FAST」(早く失敗しろ!)には
兄弟言葉があって。

それが「FAIL CHEAP」と
「FAIL SMART」です。

これは実際は
「Fail fast, fail cheap, and fail smart」
というひとつらなりの言葉。

伝聞なので確かなことは言えませんが、
Googleの元CEOエリック・シュミットさんが
言ったことばだそうです。

早く、安く、そして賢く失敗しよう!

いい言葉ですよね。
こういう失敗を繰り返すと
良く学べる。

というより
そこから学ばなければ
ならない。

失敗は成功の学校。

この母親であり、学校を
上手に利用するポイントを
第228回は語っています。

PCでもスマホでも、
以下のお好きなURLをクリックすれば
いま、すぐにお聞きいただけます。

 

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   ~ 江上鳴風のビジネス戦略塾 ~
第228回 失敗を成功の母にする2つの方法
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