感情と論理のはざま

感情と論理のはざま
2022年1月31日 sofu

こんにちは。創風塾です。
それでは早速、創風塾塾長の江上鳴風が語る
パーソナル・ブランディングのヒントをお届けします。

 

 

世間と社会という概念を
少しだけひもときました。

会社は、社会か、
というと、そんなことはなく。

いまの日本では、
かなり大きな企業に行っても
世間の匂いがします。

なんというか、
論理より情。

感情を原理に動いている。

そんな巨大な組織が
「感情」ごときもので動くのか。

逆です。

そんな巨大な組織だから
感情でしか動けない。

感情で動く。

感情は巨大なエネルギーだからです。

論理は人間を動かすには
エネルギー的に儚すぎるのです。

山本七平は、この感情を、
「空気」と呼びました。

私たちを狭い世間(組織)の
空気が支配している。

感じるでしょ?

感じません?

私は残念ながら
「空気が読める方」なので(笑)

この空気の強化がこのところずっと
続ているなと感じています。

私は、気が小さいので
「空気なんか読まねえ」とは
なかなか言えない。

 

で、さて。

腐った組織の典型が
日◎郵◎です。
(自主規制伏字)

あそこの詐欺まがいの
保険販売が可能になったのは
「恐れ」を利用して
無理やり売らせることを行っているからです。

たぶん、組織を動かす原理が
何もわかっていない人が中枢に居続けた結果、
40万人のせっかくエネルギーを
あの形でしか使えない組織になったのでしょう。

TOPが無能だったり、
腐った論理と
空気エネルギーを持っていると
だいたい、ああなります。

そして現場の人の感情を無視した
組織論理が続くと、組織はいつか瓦解します。

あれ、変わんないと
たぶん〒制度のほころびを感じるような
事件が続発すると思います。

 

少なくとも、あなたは、
論理にエネルギーを与えてください。

与えるようにしてください。

感情は肉であり、血です。
論理は骨、骨格なのです。

つまり感情的にしか動けない
ダメ組織とは
肉と血を垂れ流している
アメーバゾンビのような存在です。

かたちになっていない。

するずるの、グズグズ。

骨を突きさして、
意思をもった人のかたちにしないと
ダメなのです。

論理にとって、
正の感情エネルギーは
強靭な動力になります。

それは静かで尽きない
エネルギーを湧き出しつづける泉です。

まわりを巻き込み、
周囲からエネルギーをもらい、
燃焼の大きさを累乗で
大きくしていく。

この論理を、例えば・・・

盛田・井深の二人は持っていた。

ジョブズも持っていた。

ガンジーやキング牧師も持っていて、
先日アフガンで客死した中村医師も持っていた。

感情から正のエネルギーを
引き出す、この論理のことを
ビジョンと呼びます。

あなた自身の生きてきた軌跡と
社会的な要請の交わるところに
生まれてくる論理です。

覚えておいてください。

それが、ビジョンです。

組織の、人の、感情のエネルギーを
正の方向へ基礎づける。

あなたが、
そういう論理を持てたときに
奇跡が起きます。

断言しておきます。

私に断言されても
困るでしょうが。(笑)

では。では。

 

 

 

いかがでしたか。
あなたのパーソナル・ブランディングのヒントを受け取っていただけたでしょうか。

引き続き、第227回の音声コラム「江上鳴風のビジネス戦略塾」も
メッセージに引き続きお聴きください。

 

 

ある日、突然起きる変化。

でも、宇宙内の変化は
すべてなだらかな変化です。

ただ、その変化が
ある閾値(いきち)を超えたときに
ドカンを現れるようになるだけです。

つまり、変化ってほとんどのものごとで
基本的に、ジワ~~~~ッとしか起きない。

だから、私たちは見逃してしまうんですね。

日本経済、ジワ~~~~ッと、
ここ数十年変化しています。

私個人の実感は
もし外からなんの情報もないとすると、
なんだか便利になったな~。

なんか、みんな落ち着いて
浮ついたところがなくなったなあ~。

・・・くらいじゃないかと思います。

NHK放送文化研究所が行っている
「日本人の意識調査」でも
けっこう幸せ!という人が
どんどん増えているんですね。

生活全体の満足度は
調査を見るとほとんどの世代で
90%前後。

すごい事です。

でも、各種統計調査での
日本の国力はほとんどの数字が
この30年間、きれいに右肩下がりです。

ということは、私たちは
まだ行動経済成長の「余力」で
生きているということが分かります。

ジワ~~~~ッとの変化の中に
居るということです。

こうした認識は、
いくつもの定点を観測して
分かることです。

定点観測という
もっとも原始的に見える調査手法。

でも、時間の経過の中での変化は、
私たちの進む先を、もっとも照らしてくれる
サーチライトの役割を果たします。

「江上鳴風のビジネス戦略塾」
第227回は、定点で観測せよ、というテーマで、
過去を時系列で整理することで見えるものを
あらためてご紹介します。

PCでもスマホでも、
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いま、すぐにお聞きいただけます。

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~ 江上鳴風のビジネス戦略塾 ~
第227回 定点で観測せよ!
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