デザイン思考をモノにしよう その4~問いの質を上げることの重要性

デザイン思考をモノにしよう その4~問いの質を上げることの重要性
2021年11月23日 sofu
江上鳴風のビジネス戦略塾

こんにちは。創風塾です。

今週の音声コラム「江上鳴風のビジネス戦略塾」 では、
創風塾塾長の江上鳴風が、
「デザイン思考のステップの中でも、アウトプットの質を決めるための、
すごく大事なステップとして2番目の問題定義のステップ」について
語ります。

 

こちらの「デザイン思考」シリーズ

デザイン思考をモノにしよう その1〜共感
デザイン思考をモノにしよう その2〜 共感/インタビュー
デザイン思考をモノにしよう その3〜デザイン思考の5ステップ

の続きです。
まだお聴きになっていらっしゃらない方は、
合わせてお楽しみ下さい。

それでは早速、塾長 江上鳴風のメッセージとともにお聴き下さい。

 

 

デザイン思考の2つ目のステップは
「問題定義=Defineデファイン」のステップです。

ふつうに考えると、
なんで問題を定義することが
ひとつのステップとして独立しているのだろう。。。

そんな風に思いませんか。

問いってとても重要なんですね。

私たちが考えるときって、
つねに問いが先にあります。

思考って問いがうまれたときに
回りだすからです。

たとえばレストランでも食堂でも
そこにお昼に向かう瞬間から
あなたの中に「問い」が生まれているはずです。

「なに食べよう?」

私はよく家人に、
「きょうの夜なに食べたい?」と聞かれるのですが
聞かれないとまったく何も考えていません。

でも、不思議ですよねと聞かれた瞬間から
食べたいもののイメージが浮かび、
1~2分の会話で夜のメニューが決まるんですね。

これは単純な問いの例ですが
この問いの質を上げていくことが
デザイン思考と言わず、すべての思考で重要です。

ほんとに、死活的に重要です。

たった一つの問いが
すべてを変えてしまうことがよくあります。

AI は将棋や囲碁で人間のはるか上を
いま行っています。

でも、ほとんどのAI研究者の中にある問いは
「人間の思考や感情はどうやって生まれるのか?」
のはずなんですね。

「AIが将棋で人間に勝つには?」
ではないはずなんです。

問いの設定を間違えるとまったく違う方向へ
向かっていくことになります。

デザイン思考の第二ステップ「問題定義」は、
私たちの取り組みをイノベーティブなものに変えていく、
大事な、大事なステップです。

今週は、そのことを音声配信で話しています。

 

 

「江上鳴風のビジネス戦略塾」
第218回デザイン思考 その4. 問いの質を上げろ!

 

いかがでしたか。
あなたのビジネス戦略のヒントを受け取っていただけたでしょうか。

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