未来を見る3つ目の視点

未来を見る3つ目の視点
2021年2月4日 sofu

こんにちは。創風塾です。
緊急事態宣言が再び延長です。
東京や大阪など10の都府県は来月7日まで延長すると。

創風塾塾長の江上鳴風は、

「理想の政治が実現されたことも
理想的な時代が出現したことも
人類史上かつてありません」

といいます。
続きは今日のコラムでお伝えしますね。

それでは、早速。

 

 

一つの物事の見方というのは
無数にあります。

こうした見方は
おおよそ2つに分かれる、
と言ってもいいでしょう。

 

それは
ポジティブとネガティブという
大きな2つの見方です。

 

未来を考えるとき、
ほとんどの人はこのどちらかの見方を
「採用」します。

そう「見方を採用」するのです。

たとえば、
明らかに人間社会を変えて行くAI。

AIに対する態度も
おおよそ2つに分かれます。

ひとつは・・・
人間が行うべきたくさんの仕事を奪っていくので
未来はまっくらだ。

人間に判断できない動きや進化を
勝手にAIが始めて
タミーネーターで描かれたような
機械が反乱する未来がやってくる。

というようなディストピア的な未来。

もうひとつは・・・
AIが導入されることで
人間は働かなくてよくなり、
ベーシックインカムなどを享受できる
バラ色の未来がやってくる。

というユートピア的な未来。

「ほとんど人の仕事を奪っていくテクノロジー」
というイメージは、産業革命のときに起こった
機械打ちこわしの「ラッダイト運動」
の考え方にそっくりです。

200年ほど前の、この運動のあとどうなったか。

産業革命はそれまでにない仕事を
無数に生みだしました。

一次産業に従事する人が大半だった時代から
二次産業に膨大な数の人が雇用される状況へと
変わっていったのです。

つまり、多少の混乱はあったが
恐れるほどではなかったのです。

 

では、ベーシックインカムは?

フィンランドで2017年から行われていた
ベーシックインカム制度の実験の延長は
されないことになりました。

幸福感を10%程度押し上げる効果はあったのですが
雇用促進はしなかったという結果が発表されています。

もう少し(数十年単位で)時間がかかるのではないか、
と思います。

 

世の中のほとんどのことは、
恐れているほどでもなく、
そして極端なバラ色になるわけでもなく、
中庸で、バランスの取れたところに着地する。

 

多少の時間はかかって、
そして混乱はあっても、です。

理想の政治が実現されたことも
理想的な時代が出現したことも
人類史上かつてありません。

しかし、破滅もせずに
人間の社会はなんとか生き延び、
きょうも運営されている。

 

人間の能力というものは
奥底では、最終的には信頼していいのではないか。

これはライフネット生命を創業した
出口治明さんの考え方です。

世の中のどう見るか?

人間を信頼しながら、
フラットで中庸な目で未来を見る。

そんな目を磨き、
「採用」したいと思います。

 

 

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