新製品、新サービスを開発しよう!

新製品、新サービスを開発しよう!
2020年9月11日 sofu

こんにちは。創風塾です。

一年間でひとつのブランドを立ち上げることを目標にした、
ブランディングの実践塾「創風塾」の後半では、
ブランディングの視点から製品やサービスに取り組んでいきます。

 

今日のコラムでは、創風塾塾長の江上鳴風が、
「新製品、新サービスを開発しよう!」と伝えます。

貴社の、あなたのパーソナル・ブランディングのヒントに
お役立て下さい。

では、早速。

 

不況時の心構え。

きょうは稲盛和夫さんのもの。

以下です。

 

<不況に備える7つの心構え>
・不況は成長のチャンス
・高収益であれ
・全員で営業する
・新製品開発に全力を尽くす
・原価を徹底的に引き下げる
・高い生産性を維持する
・良好な人間関係を築く

☆不況は成長のチャンス

「企業は不況を境に体質を強化し、
次の飛躍に備えることで発展していくのです。
不況が厳しければ厳しいほど、
明るくポジティブな態度で、
全員一丸となって創意工夫を重ね、
努力を傾けて難局を乗り切ることが大切です。」

 

そして、稲盛さんは続けます、、、、

 

「不況に遭遇したとき、
従業員が結束して努力をすることによって、
ひとつの「節」がつくられていきます。
それは竹の節のようなものです。

好況のままスッと成長していけば、
単調な成長となっていきますが、
不況の度に全従業員が結束し、
ひとつになって頑張ることによって、
次の飛躍の足がかりとなる「節」が作られていくのです。
そうした「節」が多いほど、
企業は立派になっていくのです。」

 

節、なんですね。

竹は節があることによって
強度が増します。

竹はタテに裂けやすく、
横に裂けにくくできています。

節がないとちょっとした風で
折れてしまいます。

不況は組織を強くする「節」を
つくってくれる。

昭和が生んだ偉大な経営者のことばは
味わいがあります。

 

☆新製品開発に全力を尽くす

「不況のときには、
忙しさにまぎれて着手できなかった製品や、
お客様のニーズを十分に聞けていなかった製品を、
積極的に開発しなくてはなりません。
それも技術・開発部門だけでなく、
営業、製造、マーケティングも協力して
全社一丸となって新製品の開発を進めていくべきです

不況時には、お客様にも時間の余裕があり、
また何か新しいものを求めているはずです。
そのときに積極的にお客様をまわり、
新製品のアイデアやヒント、あるいは
今までの製品に対する要望やクレームなどを
よく聞いて、それを持ち帰り、
新製品開発や新市場創造に役立てるのです。」

 

そうなんです。

不況時には時間ができます。

そのときこそ、
新しい製品やサービスを開発する
チャンスなんです。

苦しいときに出した
有用なアイデアは環境が
厳しい時に生まれたからこそ
好況時にはさらに爆発的に伸びます。

火事場の馬鹿力ということもあります。

時間がある中でアイデアを
絞ってみてください。

 

「慶應義塾大学大学院SDM伝説の講義」
という本があります。
https://amzn.to/2UVt6mM

 

これは税理士で経営の指導をなさっている
吉田 篤生特任教授の授業をそのまま収めた本。

この中にも、不況時に新製品の開発に
奮闘する地方の素晴らしい会社の事例が出ています。

 

私が前回のリーマンショックのときに心がけたのが
「ミスやピンチには100倍返し」でした(笑)

大手企業のキャンペーン・クリエイティブを
手掛けることが多かったので、
新製品、新サービスといったものはありませんでした。

その代わりに、窮地のときには
相手方やクライアントが驚くほど
無私の精神で徹底的にリカバーすることを続けました。

リーマン直後には会社をたたもうかと
思うほど売り上げの激減に悩んでいましたが、
開き直って、そうしたことを徹底しました。

すると決算を終えたときには、
粗利では、いままでの最高額を
叩き出してしまったのです。

決算書を見た時の、きつねにつままれたような
あの不思議な気分はいまでも忘れられません。

 

稲盛和夫さんの<不況に備える7つの心構え>は
以下で全文を読むことができます。

https://www.kyocera.co.jp/inamori/special/prepare/01.html

 

 

いかがでしたか。
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